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ジンギスカンのススメ(カルニチン実験開始1)

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ジンギスカンを食うと、なんか普段より体調良い気がする!!

と自分は感じるのですが(焼肉同様)、同じように感じる人もいるのではないでしょうか?

ということで、それはなぜなのか?というと、どうやら『カルニチン』という物質が関係しているとのこと。

 

そういえばカルニチンは今まで実験したことないし、深く調べたこともなかった!

で、調べてみると、

===

エネルギーの産生に関わる

ヒトの細胞内にある「ミトコンドリア」では、糖質や脂質からエネルギーが作り出されています。L-カルニチンは、脂質のエネルギー源となる脂肪酸をミトコンドリアに運んでいます。ミトコンドリア内に入った脂肪酸は、燃焼されてエネルギーに変わります。つまり、脂質を効率的にエネルギーに変える上で、L-カルニチンは重要な役割を担っているというこ

とです。ちなみに、エネルギーに変換されない脂肪酸は体脂肪として溜め込まれていきます。ですから、L-カルニチンは体脂肪を過剰にため込まないためにも重要な栄養素なのです。

老化を抑える

ミトコンドリアの中に不要物が溜まっていくと、その機能が低下し、老化の一因になることがわかっています。L-カルニチンには、ミトコンドリアの不要物を外に運び出し、正常な働きをサポートする働きがあり、老化を予防する可能性が注目されています。

 

=====

というような、ミトコンドリアでのエネルギー(ATP)の合成量に関係する物質。

エネルギーの不足は、疲れやすい体質や死んだように寝てしまうような体調不良などの副腎疲労的な症状にもつながったり、

様々な疾患(癌なども)にも繋がることが予想されます(ミトコンドリア異常による症状とリンク)。

 

脂肪酸をしっかりとミトコンドリアへ運んでくれるのがカルニチン。

ちなみにここでいう脂肪酸とは長鎖脂肪酸のこと。

そもそも脂肪酸を控えめな食事ばかりしていては、カルニチンがあっても運ぶ物質のほうが少ないので、エネルギー不足になってしまいます。

エネルギー不足では生きていけないので、糖質を摂取し、ミトコンドリアで合成するATPの替わりとして使って生きている人の割合が増え、カルニチン不足の人が増えつつあるような気がします。

※糖質ではATPは2こ作れますが、ミトコンドリアでの合成するATPは38分子でその18倍の合成量となります。

体脂肪が多い人はカルチニン不足になった結果の現れである可能性も高く、

そもそもカルチニンは筋肉内にそのほとんどが存在しており、筋力不足=代謝不足=カルニチン不足と言えます。

 

筋肉をつければ代謝が上がる!という原理はそういうことなのです。

 

過度の食事制限(特に脂質やたんぱく質の制限)、バランスの崩れた偏った食事、過度のダイエットや運動不足による筋力低下がカルニチン不足へと誘います。

カルニチンが不足すると・・・?

体内でカルニチンが不足すると、以下のような症状がみられます。

  • ● 筋力低下
  • ● こむら返り
  • ● やる気が出ない
  • ● 疲れやすい
  • ● 呼吸の異常
  • ● 心臓の機能が低下する など

思い当たる人は、カルニチン摂取を積極的にしてみてはいかがでしょうか。

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『食事で摂りつつサプリで補う』

食品可食部100gあたりの含有量は、以下のとおりで、肉類がカルニチンを多く含んでいることがわかります。

  • 羊肉 167.8mg
  • 鶏レバー 94mg
  • 牛肉 76mg
  • 豚肉 21mg
  • 鶏肉 10.2mg
  • 豆類 5.7mg

出典:AAProject「栄養としてのL-カルニチン」

他にも赤貝なども多いらしい。

 

 

ただし、

カルニチンを(サプリで)摂りすぎると・・・?

カルニチンをサプリメントで約3000㎎/日以上摂取すると、健康を害するリスクがあるとされています。
おもな、過剰症は以下のとおりです。

この体臭は糖質制限時などでよく言われる ケトン臭がそれにあたると思われます。

糖質を断ち脂質の代謝オンリーとなると出てきます。

  • ● 吐き気
  • ● 嘔吐
  • ● お腹がけいれんする
  • ● 下痢
  • ● 体臭が臭くなる

 

 

今回利用中のサプリ。

 
 
 

すぐ試したかったので近くのドラッグストアで手ごろなものを買いました。

すでに2日目摂取していますが、サプリの成果はわかりませんが、若干吐き気を感じる瞬間もあります(;´・ω・)

サプリ摂取時には上記の摂取量を超えぬよう(体重により変わりますが)気を付けましょう。

 

ちなみにほかに言われているカルチニンの効果は

===

ダイエット効果

L-カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアへ運搬する働きがあるので、摂取すると脂肪を効率的に燃焼しやすくなり、ダイエット効果が期待できます。

 

有酸素運動などをする際にも、L-カルニチンを摂取した方が効率的に脂肪が燃焼しやすくなるため、ダイエット効果が期待できます。

逆に、L-カルニチンが不足した状態では、有酸素運動をしても効率的な脂肪燃焼効果はあまり期待できなくなります。

 

運動によるダイエット効果を高めるためにも、L-カルニチンは重要な成分です。

 

疲労回復効果

脂肪酸は燃焼されるとエネルギーに変換されるので、L-カルニチンを摂取すると細胞内でエネルギーが産生されやすくなります。

産生されたエネルギーは細胞内のタンパク質合成や酵素活性の維持などに使われるので、細胞の活性化による疲労回復にも寄与します。

 

実際、L-カルニチンの摂取によって肉体的・精神的疲労の感じやすさが減少したというデータも出ており、L-カルニチンの摂取による疲労回復は体感しやすい効果として上げることができます。

 

生活習慣病・心臓病の予防

L-カルニチンを摂取すると脂肪が燃焼しやすくなるので、内臓への脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。

中性脂肪や悪玉コレステロールなどの量も抑えやすくなり、肥満を防止しやすくなるので、生活習慣病の予防にも効果的です。

 

また、最近ではL-カルニチンに血圧低下や炎症抑制、心不全症状の改善作用などがあることも分かってきており、心臓病の予防にも役立つ可能性が示唆されています。

 

不妊体質の改善

ミトコンドリアの機能が活発だと精子や卵子の質が向上しやすくなるので、妊娠率も高まってきます。

そのため、L-カルニチンの摂取でミトコンドリアを活性化させると、男女の不妊体質の改善も期待可能です。

 

ミトコンドリアの機能は加齢に伴って低下する傾向があるので、精子と卵子の質も加齢とともに低下すると思われます。

不妊体質になっている場合には、L-カルニチンを摂取することで改善が見込める可能性もあるかもしれません。

 

記憶力の向上

L-カルニチンは脳機能にも関与しており、脳内のシナプスにおいてアセチルコリンの合成と放出を促進させる働きがあることが分かっています。

アセチルコリンは記憶力や認知機能などに関与しており、脳機能を正常に維持するためには欠かせない神経伝達物質の1つです。

 

L-カルニチンを摂取すると脳内でアセチルコリンの量が増え、シナプス間隙への放出量も増えやすくなるので、記憶力の向上やアルツハイマー病の予防にも効果が期待できます。

 

 

===

などの記載もありました。

ミトコンドリア絡みで、ちょっと奥が深そうで、もう少し掘り下げて検証していきたいなと思っております。

カルニチン|医療・介護関係者の方へ向けた専門情報サイト meiji Nutrition Info|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

続く。

 


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