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【糖質解禁実験】血中脂質の無い状態での糖質は有益?【脱糖質制限】

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【糖質制限を止めてみる】

もちろん過剰に摂るという話ではなく、少量の解禁。尚且つ白砂糖はやはり控えたい。理由はいくつかるけど、詳細を書くと長文になるなと・・・
超簡潔に大枠だけ書く!と、

・脂質と糖質を同時に摂ることが悪い!(高血糖を維持する)
・脂質の無い状態での糖質は燃焼率も高い(細胞への運搬率が高い)
・脂質が血中から代謝されるには1日(かそれ以上)かかる。
※糖質はすぐさま吸収され使われる。

の三点を基軸とする。

【中でも脂質の代謝が一日掛かるというところから摂取タイミングを組み立てる】

・あー脂肪酸いっぱい摂っちゃったなー。という日の翌日は糖質を摂らない。
・当然脂肪酸と糖質の同時摂取は控える。

そこから導き出される食事の例
≪脂肪酸と糖質の組み合わせ例)悪)≫

・炒飯
・焼き肉時の白飯
・ラーメン時のスープ
・カツ丼、天丼など丼系(脂肪酸の量次第)

などなど。いくらでも挙げられてしまうけど、


普段から糖質を制限している人にとっては、米抜きで食べ、焼き肉、トンカツ、天ぷらなどを摂っても問題はない。
そこに米が入ると高血糖へと繋がり、糖尿病、カンジダ、癌などに繋がっていく。

米、味噌汁、サラダ(ノンオイルドレッシング)、漬物 などといった脂肪酸を抜いた食事であれば米は人体にとってはかなり有効と思う。(ようになった)

【朝食の果物】

朝食に果物が良いとされるのも、前日に脂肪酸を摂取していなかった場合においてのみ効果がある。

基本的に果糖は他の糖と吸収経路が異なり、白砂糖に比べ半分以下しか血糖値を上げないので、
免疫低下、カンジダ増殖には繋がりにくい(品種改良されたメロンなどはショ糖が多く高血糖になりますが)ので、進んで摂取しても良いと思う。

ただし脂肪酸と同時に摂る、もしくは前日に脂肪酸を摂って血中に残っている状態で糖質を摂取した場合においては、果糖であっても高血糖へと繋がる。





====================
脱糖質制限という新しい試みなので、詳細を記載するには情報量がかなり多くなる。
まず大前提を共有して行かないと、理解不能と思われます。
ちょっと長文になりますが、コピペにて転載いたします。
====================
ダグラス・N・グラハム博士の著書8:1:1フルータリアンダイエットからの転載
千葉市で矯正と予防歯科を中心に診療しているフレンズ歯科クリニックのブログ

http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11796353565.html8:1:1ダイエットから翻訳文で引用)

■ 果物と血糖
果物を食べると血糖の問題が生じるという間違った考えが、果物(特に甘い果物)を避けるべきという警告の根底にある。言うまでもなく、血糖が高いと、カンジタの発生、慢性疲労、高血糖症・低血糖症、糖尿病、その他、癌も含む諸々の病気につながる。「過剰」な糖分は本当に良くないが、新鮮な果物を食べることで過剰な糖分を摂取することは、ほとんど不可能である。果物を食べることが血糖の問題を起こすのではない。それほど単純な問題ではないのだ。

私が述べていることは、直感的な理解には反しているだろうと思う。それはまるで、骨粗しょう症はカルシウムの問題ではないと言っているようなものだ。だが、実はいずれも正しい。カルシウムをたくさん摂取するだけでは、骨粗しょう症の脆くなった骨を強化することはできない。それと同様に、果物の糖分も、それだけでは高血糖をもたらさないのである。本当の原因を説明するので、よければ私の話に付き合ってほしい。

大部分が果物で構成される食事(新鮮な甘い果物を豊富に食べる)をしても、血糖は高くならない。ただし、脂肪分の少ない食事をしていればだ。身体のシステムが過剰な脂肪で動きが取れなくなっていなければ、「高血糖」をもたらすとされる果物の糖分であっても、血液に円滑に入り込み、出て行く。健康な人の血糖値は、食べ物が変わってもそれほど変動しない。
(中略)

■ 血糖の問題を起こしているのは、果物ではなく脂肪だ
ローフード運動は、ナッツ、シード、アボカド、オリーブ、フラックス(亜麻仁)油・オリーブ油、ココナッツ、その他高脂肪の食品を大量に使うことで名高い。生であろうと加熱されていようと、脂肪分の高い食事では、栄養失調、活力の急激な低下、ホルモンのバランスの乱れ、激しい食欲、気分の浮き沈みを経験し、何もかもおかしくなる。それは決して血糖のせいではない。

血糖がコントロール不能になるまで上昇するメカニズムは、実はとても簡単に理解できる。
人間の身体がどのように糖分を処理するのか、ごく単純化して述べるところから始めよう。糖が身体を旅する三つの段階人体の細胞の燃料として利用されるため、我々が食べる糖は三つの段階を通じて身体の中を旅する。

第一段階:食べた糖が、消化管を出発する。
第二段階:腸壁を通過し、血流に入り込む。
第三段階:やすやすと血流を出て、細胞の中に移動する(通常は数分ですばやく起きる)。

脂肪の多い食事をすると、糖は第二段階で停滞し、身体は血流から糖を出そうとして余分に働くことになり、ときには疲弊したり病気になる。一方、糖は血液へと逆流し、上昇した血糖値が持続する。これが、身体に混乱をもたらし、カンジタ、疲労感、糖尿病などの形態をとることになる。
(中略)

脂肪は、人体において必要とされる多くの防護(インスレート)機能を提供する。たとえば、体温の保持、衝撃の吸収、皮膚から水分が抜け出しすぎないように防止、神経線維の保護である。だが、食事により血流に過剰な脂肪があると、いくつかの不都合な防護機能が生じる。脂肪の多い物を食べ過ぎると、脂肪の薄い被膜が、血管の壁、細胞のインスリン受容体の箇所、糖の分子、インスリンそのものを覆う。こうした脂肪が血液から片付けられるまでには、丸一日以上を要する。その間ずっと、正常な代謝活動が妨げられ、さまざまな組織が互いに通信するのを妨害することになる。

このように、血液中に過剰な脂肪があると、糖が血流から出ていく動きが妨害される。これが全体的な血糖の上昇を招く。糖は、消化管から出発し(第一段階)、血液へと旅を続ける(第二段階)が、血液から脱出できないため、燃料を待ち望んでいる細胞に配達されない(第三段階)のである。
(中略)

□タイミングがすべてではない
残念ながら、血糖の問題を軽減するためには、それぞれの食事のときに糖と脂肪が一緒にならないように注意するだけでは不十分である。高脂肪の食べ物を摂っていると、果物などの甘いものを食べるタイミングに関係なく、血糖を上昇させる。理由は次の通りだ。糖は胃の中でほとんど時間を要さない。単一の甘い果物を口に入れると即座に舌の下から一部の糖は血流に吸収される。胃が空の状態で、果物だけを食べたり、厳選された単純な組み合わせで食べると、糖は胃の中でほんの数分間を要するだけで小腸に渡され、迅速に吸収される。果物の糖の大部分は、腸から血流へと旅し、それから糖を必要としている細胞にたどり着く。食べてから数分間のことである。

だが、脂肪は、もっと長い時間を要する。しばしば半日から一日以上かけて、目的地である細胞に到着する。胃の中では、通常、数時間を要する消化プロセスに従うことになる。ようやく小腸へと進むと、リンパ系に吸収され、そこで12 時間以上を費やした後に、血流に渡される。何よりも重要なことに、脂肪は血流の中に糖よりも何時間も長く滞留する。

したがって、高脂肪の食事をしていると、血流には常に過剰な量の脂肪が含まれている状態になり、さらに追加が食事の度ごとにやってくることになる。基本的に、一種類の果物だけの食事をし、脂肪を食べるまで何時間も間を空けたとしても、糖は前日に食べた脂肪と血流で混ざる可能性が高い。
これがローフード主義者が果物を食べる度に経験する消化不良、不快感、ボーッとした感じ、血糖異常の主な理由でる。ナッツのパテ、チーズ状にしたシード、亜麻のクラッカーを中心とした食事をしているならば、果物を食べてはいけないと言われるのも不思議ではない。そうした莫大な量の脂肪が存在する状態で果物を食べるならば、元気な状態でいることはできず、必ずや健康の問題を引き起こすことになる。

糖+脂肪=高血糖
血液中に過剰な糖があると、逆に糖が欠乏しているときもそうだが、生命を脅かすことになる。いずれも人間の健康にとっては危険だ。残念なことに、果物嫌いの「専門家」は、方程式の間違った部分だけに注目し、ローフード主義者たちが、標準的なアメリカ人以上に脂肪の多い食事をしている事実に気付かないようにしており、果物を避けるのに忙しくなるように仕向けている。

(後略)(引用終了)
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エビオス、酵母、カンジダと流れてここに辿り着いた。糖質制限に関する過去色々考えてきたこと、江部氏をはじめとする色んな方の理論などを組み合わせても、とても整合性の取れる内容。

とても感銘いたしました!削るところもなく、これ以上の文章は書けないなと転載。

糖質に対する恐怖は少しだけ和らぐことになるわけですが、日常生活上、常識の範囲での組み合わせは非常に困難であることに変わりはないです。

しかしながらカンジダやアトピー、慢性疲労、副腎疲労などに悩まされている方にとっては非常に有益な機序説明と思います。


今後は脱糖質制限における体重変化(といってもそんなに食事量は増えないと思うけど)や、
その他洗われる変化について考察していきたいと思います☆

ダグラスNグラハム博士、およびフレンズ歯科さんに感謝!





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