呼吸が浅いから痩せずらい、肋骨が硬い、背骨が硬い、身体が硬い、猫背、ストレートネックなどかなり広く影響が出ます。
じゃあ吸えばいい!と思って1~2度深呼吸するだけで満足してしまいがち。
もちろん深呼吸は意味があるし、効果もすぐ出ますが、呼吸を深くし、側弯症や漏斗胸、ストレートネックなどまで治すには、ちょっとの深呼吸レベルでは全く足りてません。筋力が!可動域が!横隔膜の下がり方が!
ということで、呼吸を深くするということに対するイメージを変えていっております。
まず目指すはこのレベルの肋骨の動き。
・肋骨と背骨、胸骨と肋骨の間の関節を動かせるようにすること(肋堆関節、胸肋関節)。
・横隔膜の動きを最大化させること。
・特に拘束背芯部分の動き、第1肋骨、第2肋骨の可動までしっかり行うこと。
拘束背芯とはこの部分で、高岡英夫氏の著書からの概念。
背骨の連動法則であるロベットブラザーの法則により、拘束腰芯も連動して動きが良くなります。
横隔膜の動きと大腰筋の動きが、神経のスイッチの位置が同じことによって連動して改善が起こります。
とにかく限界まで吐き、限界まで吸う。(鼻から吸う)
吸って限界まで横隔膜を下げ、肺を膨らませ、肋骨に対して内側から負荷をかけて関節が動くようにする。
左右に振ったり、脚を動かしたり、遠くに伸ばしたりで拘束背芯部分に負荷を与える。
限界まで膨らませた状態で負荷をかけると動かしやすく感じます。
拘束が取れストレートネッックが改善されることで、頭部の血行、顔色、髪質などに変化が生じます。
とにかく、呼吸を深くする。というときのイメージを、想像のはるか上のレベルで考える。
まだまだ浅い、浅すぎることを認識し、限界をはるか先まで超えましょう。
呼吸による背中のふくらみを限界まで。