【超腸化計画】
腸の持つ力を最大限に引き出すには、最大限の血行を維持というのを目指すことになる。
腸の持つ力とは今更言うまでもないが、腸内細菌叢の持つ合成能力であり
・生命維持に必要なエネルギーの合成力(アミノ酸(タンパク質)、ビタミン、脂質、その他)
・免疫力
・血液の生成、合成(腸造血説より)
・セロトニン、ドーパミン(Lドパ)等の合成(広義の意味ではアミノ酸の合成だけど)
などなど。精神のコントロールに必要なセロトニン(怒りや興奮を抑えたりなどの感情のコントロール)、やる気の源ドーパミンなどの前駆体であるLドパも腸内で合成するということから、
【腸内環境によってその人のテンションが決まる】
と言える。腸内でのそれら生成量に応じて、感情のふり幅が変わると考えらえる。
そのエネルギー量をどの感情に使うかを決めるのは脳内の思考回路によって選択されると思われる。
※ドーパミンはノルアドレナリン、アドレナリンの前駆体であることから、
そのドーパミンの元となるLドーパは精神エネルギーの単位という捉え方が妥当。
それが多ければ良く笑い良く怒り良く泣くなどと、感情表現豊かになるが、
腸内環境が悪くLドパの量が少なければ、感情の起伏が少ない人になってしまうわけです。
もちろん食事によるドーパミン生成によりテンションを上げることも出来る(食依存)わけですが、ここではあくまでも腸内環境の話であり、自力でのドーパミン(Lドパ)生成について考える。
【腸の血行を最大限にするために】
腸は腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)によって蠕動運動が起こるわけであり、その筋肉の緊張が腸内の血行不良を招くと言える。そして緊張を招くのは姿勢だったり、使い方だったりする。
ここ数日はその緊張を取るためのストレッチなどを書いてきたが、さらなる超腸化を目指すためにもうちょっと掘り下げていく。
≪腸はどこにある?≫
ざっくりお腹辺りで、ヘソ周り?くらいに思っている人も少なくないと思うが、
肋骨の少し下あたりから、骨盤にすっぽり収まるところ(恥骨あたり?)まで腸がある。マッサージをする際は、ベルト近辺のみならず、恥骨あたりの深部までする必要があるということ。
ヨガの達人や、最高レベルの糖質制限でもしていない限り、骨盤の中を押して痛くない人は存在しないのではないか?と思われる。
超腸を目指すに当たり、骨盤の中を重点的に揉み剥がし&押し、全く痛くない人の腸を目指す。
≪下丹田≫
骨盤の中あたりの腸(小腸にあたる)は、下丹田と言われる場所であり、丹とは赤いという意味であり、赤い田=血を造る田 という意味合いで命名されている。
そしてそこではセロトニン、ドーパミンなどを作られることを考えると、
気功の気、ヨガのプラーナ(同じものであるが)の根源となるのはLドーパのことであり、常在菌叢によって合成されるものであると言えるのではないだろうか。
姿勢を正すことにより腸内の緊張を解き、呼吸法などにより副交感神経を優位にし、善玉常在菌叢を活性化させることによりLドパを増やす。
これが練功であったり、気を溜めるということであったりする。
気、プラーナ=Lドパ であり、そう考えると 気を送るということなどは、常在菌叢を媒体にしていると考えるのが妥当。この仮説はいつか書こうかと思う。
【腸を、腸壁を揉み剥がす】
大分端折って書いたけど(/ω\)、ストレッチ以外に今回やることは
≪腸壁を揉み剥がし、血行をより改善すること≫に尽きる。
もちろん使うのは手。
剥がすのニュアンスがわからないです。という質問が結構あるのだけど、、、
例えば皮膚から下の構造を考えると、
表皮、真皮、皮下脂肪、筋肉とそれぞれの層になっているわけで、さらには毛細血管、リンパ腺などがその間を通る。
糖質の過剰摂取やストレスにより、それらがバラバラにならないように繋ぎとめているコラーゲン質(筋膜)が糖化により硬く脆くなって癒着してしまう。それらを手、指をを使って、各層ごとにその癒着を剥がしていく。という感じ。
バリバリっと、ブチブチっと音がしたりもします。
剥がす瞬間は痛みを伴いますが、一度剥がすと血行はすぐさま回復し、再び糖化するまでは良好な状態となっていると考えます。
という感じでー、超腸化実験スタート☆
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【超腸化】腸は骨盤の中にある。
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