【ガリガリになりすぎてしまったら(肉をつけたい・太りたい人へその3)】
ガリガリになりすぎてしまったら(肉をつけたい・太りたい人へその1)
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11281032568.html
ガリガリになりすぎてしまったら(肉をつけたい・太りたい人へその2)
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11549273825.html
3年くらい前に書いたものだけど、意外とアクセスの多い記事。
当時の拙い知識で精いっぱいの記事だったけど、今ならもうちょっと精度を上げて、より効果的な方法があるので3つ目の記事を。
その1では質の良い脂肪酸(オレイン酸)の摂取を。
その2ではその吸収率を上げるためにエストロゲン(女性ホルモン)の分泌とその材料であるタンパク質の必要性を。
とそれぞれ書いたのですが、その3ではホルモンバランスの乱れとその調整法、分泌、合成方法、その他を書いてみたいと思います。
【ホルモン不足の解消】
端的に言えば、
男性ホルモンであるテストステロンはタンパク質を身体に溜めこみ、
女性ホルモンであるエストロゲンは脂肪酸を身体に溜めこむために必要なホルモン。
それぞれの体内分泌バランス、摂取バランスにより身体つきは変わってきます。
ガリガリになってしまっているあなたにはそのどちらも足りていない状態であり、
食事で栄養を摂取しても排出されて吸収されない状態にあると言えます。
ではなぜホルモン分泌が足りない状態になってしまったのか?
というと、原因はいくつか考えられますが、単純に考えられるのは
・単純に食事量が少なく、栄養不足状態である場合
・ホルモンを分泌する臓器の機能低下がある場合
・服用している薬などの影響
などが考えられます。
が、食事は一杯食べているのに太れない、薬も一切飲んでいないのになんで!?
という人もいると思います。
そんな人たちに共通する事項は『マグネシウム不足』である可能性が高いです。
まずホルモンが作られる流れから書くと、
太る(脂肪酸を溜める)ために必要なエストロゲンはテストステロンの一部をアロマターゼ酵素により変換して合成されます。そしてテストステロンはプレグネノロンというあらゆるホルモンに変わるプロホルモンという物質から出来ます。さらにプロホルモンはコレステロールから作られ、それぞれを変換する際に使われる酵素を正常に働かせるための物質としてマグネシウムが必要不可欠です。
コレステロール⇒(酵素:Mg)⇒プロホルモン⇒(酵素:Mg)⇒テストステロン⇒(酵素:Mg)⇒エストロゲン
という流れで変換が行われ、随所に酵素が機能し、機能させるためにはマグネシウムが必要なのです。
ガリガリになる過程で、体内のマグネシウムが大量に消費されてしまい(主な要因は何らかの原因でマグネシウムの酸化が起こり、酸化マグネシウムと化し、下剤効果を生じさせてから大量消費、排出によって減少してしまう)、その後マグネシウムの摂取量が少なすぎるために、酵素が働かずホルモンバランスの乱れに繋がって、栄養を溜めこむことが出来ずらい状態になってしまう。
ガリガリになってしまう根本的な原因としては、このマグネシウム不足があると考えられます。
マグネシウム補給においては、アーモンド、カシュナッツ、マカダミアなどのナッツ類、昆布、海苔などの海藻類、エビなども有効です。ナマコが身体に良く、高級食材として取引されるのも、最もマグネシウム含有量が高い食材であるからと言えます。
他にも家で使う塩を変えること。
塩化ナトリウムほぼ100%の食卓塩を使うことは、体内のミネラルバランスを壊す最も大きな原因の一つです。
食卓塩は捨てて、塩化マグネシウム豊富な自然塩へと変えていきましょう
値段は当然食卓塩より高いですが、数百円の話です。
とにかくマグネシウムを積極的に摂ることで、ホルモンバランスの正常化へ繋がります。
おそらくガリガリの人はあるであろう症状、片頭痛、生理痛、筋肉痛、便秘、不整脈、足がツルなども改善に繋がります。
エプソムソルト 8kg(4kgX2) 浴用化粧品認定 放射能検査 医薬部外品 原料規格検査済み 国産食品添加物基準 seacrystals
LIFE STYLE マグネシウム
入浴剤やサプリ(カルマグはこの場合効かないので注意)も効率的に利用しましょう。
またマグネシウム自体は摂取上限は特にないのですが、カルシウムの摂取とバランスを考えて摂りましょう。その辺はテーママグネシウムを参照ください。
=======================
【姿勢の悪さ、身体の歪みによるホルモンバランスの乱れ】
これはあまり長く書きませんが、ホルモンを分泌する臓器の圧迫、血行不良などがガリガリ(太り易さどちらもですが)に繋がることもあります。
・ストレートネックによる蝶形骨の歪みが下垂体を圧迫している場合
・骨盤の歪みによる生殖器の血行不良
・上記二つの歪みによる腰椎の硬化から、副腎の血行不良へと繋がる。
※もしくは糖質摂取過多、ストレス過多(糖質と同じですが)による副腎疲労
などもホルモンバランスの乱れに大きく関係します。
ヨガやストレッチ、筋トレなどをして、歪みを取り姿勢を正しく治しましょう。
また筋トレをするとテストステロン値も上がり、それがエストロゲン値の調整にも繋がります。
筋肉を付けるにはコラーゲンとビタミンCとマグネシウムが必須になりますので摂取栄養バランスも考えましょう。
姿勢改善方法などは過去記事にそれぞれあるので、参考になれば幸いです。
===============
上記の方法で駄目な場合もあるでしょう。その場合においても改善方法はあります。
また、異性に触れる、会話する。というだけでもテストステロン値、エストロゲン値は上がります。色んな人に出会ったり、環境を、人間関係に変化を与えましょう。
食生活、身体の使い方、普段の生活を変えることで身体つきに当然変化が起こります。
心から変わりたい、太りたい、痩せいたいと思う気持ちが最も大事と言えます。
どんな状況でも改善方法は存在します。遺伝のせい、生まれつきなどと言い訳せず諦めず、改善に取り組んでいきましょう。
質問はお気軽に。この記事が何かの参考になれば幸いです。
【まとめ】
・マグネシウムの意識的な摂取
・身体の歪みを取る
あと書いてないけど、マグネシウムを大量消費するのは糖質の摂取です。
完全に制限する必要はないですが、極力糖質を避け、マグネシウムをはじめ、ミネラルを重視して栄養を摂取しましょう。
カルシウム過多にも気を付ける必要があります(ガリガリの原因の一つにもなりえる)が、それは過去記事を参照したり、お調べください。
↧
ガリガリになりすぎてしまったら(肉をつけたい・太りたい人へその3)
↧