【骨盤の角度を見直す】
どうしても座位において骨盤の角度がしっくりこないと感じていたので、位置と角度を見直してみました。
数度の角度のズレが頭部頚椎のズレに繋がり、股関節の可動域、太ももの太さなどにも影響する。
自分は左に傾いている感じだったのですが、
下図の緑ライン、寛骨の左右の平行バランスと地面(椅子)に対して垂直をしっかり意識することでかなり調整できました。
背骨の前後の歪み(角度のズレ)も調整され、より一層姿勢が良くなりました。
重要なポイントとして『寛骨の高さ、位置を正確に把握すること』というのもあります。
寛骨の位置をベルトのライン、ウェストラインで触れる位置と思ってしまうことが良くありますが、
背中側に来る寛骨の最上部は、ウェストラインで触れる位置より数センチ高い位置になります。
ちょっとわかりずらいかもですが、赤ラインより上、緑の点の位置を意識して、それを平行に保つように意識することで調整が容易になる。
もちろん骨盤をしっかり立てて、股関節の可動も意識出来ることが前提になります。
その上で微調整を行うという感じです。
坐骨のみで調整するより、寛骨の平行ラインで捉えた方がより整合性、機能性の高い調整になるかなと。
平行を意識した状態で、脊柱起立筋をちょっと収縮させ固定させると、下半身がより安定します。
1ミリのズレ、1度のズレが様々な影響に繋がる。
動きによって角度は異なるので正解はないけど、ニュートラル状態(自然体)に関しては追求する事が出来る。