【車の運転による呼吸の左右差】
呼吸の左右差とは、2つある肺の使用頻度のこと。
または横隔膜の左右の圧力差。
足首と呼吸が連動しており、下図のような動きを呼吸に合わせて意識すると連動がよくわかる。
と、そこで思いついたのが車の運転。
MTであれば左足も使うけど、ATであれば右脚のみであり、右の肺の運動が活発になる。
AT運転の際、左脚はどうしているか?というのは個人差があるやもしれないけど、自分の場合、特に何もせず脱力している。
これにより左肺は右肺に比べ吐く力が弱まっており、横隔膜も右上がり、左下がりという斜めに圧を掛けた状態となっている。
さらにこの連動は身体の捻じれにも繋がる。
吐く=腕の内旋 にもつながるため、右腕は内旋、左腕は外旋という状態になり、捻じれまくっていた。
足首の角度と内外旋の調整の方向を正しくするとねじれは整った。
こういった呼吸の左右差は運転に限らず、例えば野球などのバッティングの軸足でも起こり得る。
偏った動きを繰り返すことで、呼吸、肺の使用差も日々の積み重ねにより起こる。
水泳のフォームや、テニス、ゴルフなども同様。
左右差を無くすために反対側へのストレッチもマメに行う必要がある。
こと運転による足首の左右差に関しては、アクセルを踏むときに同時に同じような力で曲げる(屈曲)するか、運転以外の際に左足を曲げて調節するかで対応していきたい。
案外、車(AT)の普及、ヒールの普及あたりが呼吸を乱すことで発がん率のアップや様々な健康被害を助長しているのかもしれない。
※ちなみに左ハンドルの車を運転すると右重心(アクセルは右だけど)になりやすく、肝機能の血行が良くなり体調が良いというデータもあります。
ただがの足首、されど足首が呼吸や身体全体の歪みを作る根底にあると考えることも出来ます。
※口呼吸の害は今回は割愛。