【体内ホルモンコントロール】エストロゲン編1
結局第二弾はエストロゲン編になりましたm(__)m
男性ホルモンではテストステロンのみに着目して書きましたが、男性ホルモンは大きく分けて
テストステロン
ジヒドロテストステロン (DHT)
デヒドロエピアンドロステロン (DHEA)
などに分けられます。
そしてそれらの総称をアンドロゲン(アンドロゲンとは雄の副生殖器の発育および機能を促進し、第二次性徴を発現させる作用をもつ物質の総称)と呼ぶわけです。
男性ホルモンが女性の中にもあるように、女性ホルモンも男性の中にあります。
男性ではテストステロン(アンドロゲン)が変化してエストロゲンが作られる。とありましたが、
女性も同様にアンドロゲンからエストロゲンが作られるということがわかったため、
第二弾に持ってきた次第です。
※わかったためと書きましたが、諸説色々ある中で、最もしっくりきた、びびっときた機序を基に書き進めて行くことにしました。
【エストロゲン不足はテストステロン(アンドロゲン)不足】
女性ホルモンは男性ホルモンから変換して作られるわけで、女性の体内ではエストロゲンの10倍テストステロンが存在するとされています。ということはテストステロン(アンドロゲン)の分泌量が低下すれば、必然的にエストロゲンの分泌量も低下してしまうということです。
でも女性の体内でテストステロンばかり増えてしまえば、髭が生えたり筋肉が付いたり、性格が男らしくなったりなど男性化してしまうのではないか?と考えることも出来ます。
では男性ホルモンから女性ホルモンに変換される割合、機序などはどうなっているのか?何を基準に決められているのか?を考えてみると、」
雌では卵巣内の卵胞の顆粒層細胞から分泌されるアンドロゲンは卵胞内の卵胞上皮細胞で芳香環化されてエストロゲンに変換される。
とあります。この芳香環化というのは、アロマターゼと呼ばれる酵素により、男性ホルモンであるアンドロゲンから作られるという機序となります。
アロマターゼ酵素は性腺、骨、脳、血管、脂肪組織、皮膚、肝臓、胎盤など全身で作られており、こればかりは女性の遺伝子によって作られる割合、変換割合が決まってくるものと思います。
ただ短絡的に『女らしい性格になりたい、身体つきになりたい、男性を惹きつけたい』という目的で、エストロゲンを過剰に増やすのは危険です。エストロゲンはかなり少量でも機能し、過剰は乳がんの割合を飛躍的に上げることがわかっています。
低すぎず多すぎず。遺伝子任せ、脳任せのところもありますが、まずはエストロゲン不足を解消するところから考えてみます。
【エストロゲン不足の解消】
ご存じの通りエストロゲンは胸の大きさなどにも作用します。
男性であってもエストロゲン過剰は女性化乳房というのを引き起こしますので、エストロゲンが多くなれば胸が大きくなるというのは男女問わず万人共通と言えます。
まずはエストロゲンが不足する原因として考えられることは、
・アンドロゲン(テストステロン不足)
材料である男性ホルモンの不足が第一に考えられます。(ブログの流れ的に)
これは先に書いたように、アーモンド、牡蠣、肉類などといったものでアルギニンを摂りつつ、
玉ねぎを良く食べるようにするなど栄養のバランスで補うことが出来ます。
食べ物である程度分泌量を維持できると、思考もプラス思考に変わってくるのを感じることが出来ると思います。この辺はホルモンが思考に及ぼす影響という内容になるのでいずれ書きたいと思いますがここでは割愛。
マイナス思考やストレスなどはテストステロンの数値を下げてしまい、結果的にエストロゲンの量も減らしてしまうことに繋がります。
まずは精神的にも栄養的にも玉ねぎ療法というのをお勧めします。w
・コレステロール不足
ここ最近コレステロール数値が高い方が長生き!などというのがようやく発表となってるわけですが、性ホルモンはコレステロールから作られるというのが通説となっております。(この言い方は正しくない様に感じてはいますが通説としてはそうなっています)
コレステロール数値が低すぎるとアンドロゲン(テストステロン)、エストロゲンの分泌、合成割合も低くなるということです。
また胸のサイズなどにおいて、胸が小さい人というのは圧倒的に脂肪酸の摂取不足である可能性も高いように感じます。
胸は脂肪酸の塊であり、身体は食べたもので出来ているのですから、脂肪酸の摂取量が不足していては胸は大きくなりようがありません。
ここでもまた脂肪酸の質からアーモンド摂取をおススメしておきます。
善玉コレステロールを上げ、悪玉を下げてくれます。
・卵巣、副腎の機能低下
エストロゲンを作り出し、分泌量の調節などを司る臓器自体の機能低下による分泌量の低下は疑わざるをえません。
臓器の機能低下の原因としては漏れなく
・血行不良(糖化)
・体内静電気の帯電
といったものが考えられます。
糖化と一言で言っても、血管、筋肉、関節など様々な箇所が硬く脆くなり血流の詰りを生じさせてしまう。それにより赤血球の詰りが生じ、帯電してしまうことで臓器の機能低下が起こります。(PC同様、人体も電気信号の伝達で動いていますので、体内静電気が溜まるとその部分の機能が著しく低下します)
糖化は糖質とタンパク質が結合してしまい、脆くて硬い物質(AGEs=最終糖化産物;セルライト)化してしまう化学反応であり、絶縁体として働きます。
帯電の除去方法としては
・マッサージ(押して痛くなくなるまで)
・ストレッチ(特に骨盤周りの腸骨筋など)
・入浴(放電出来ます)
・素足で土、砂などの上を歩く(畑仕事、浜辺を歩くなど)
・ビタミンC、Eを十分に摂る(電子還元作用があり酸化による帯電を除去してくれます)
・カリウム、ナトリウムのバランス調整
・十分な水分補給
などが挙げられます。
帯電を除去できれば臓器の機能は回復します。(マッサージをして押して痛く無くなれば身体がスムーズに動くよう、臓器も同様に機序します)
体内静電気を抜けば病気は怖くない!
アトピーや禿げなどにも効果ありです。
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【まとめ】
自分が女であって、エストロゲン不足になったらどう考えるかな?という視点で調べ考えてみました。
大豆イソフラボン目的で豆乳を飲んだり、納豆を食べたりしすぎると体内のホルモン割合が変わってしまいます。テストステロンの少ない状態下でエストロゲン(疑似)だけの量が増えるとなると、精神的にはマイナス思考のまま肉体や思考が女性化してしまいます。その上乳癌の割合も上がる。(成長ホルモンまみれの牛乳や肉牛などの摂取も同様ですが)
かつて日本は貧乳の国でありましたが、給食などでの牛乳の普及、環境ホルモンのせいなどで胸は大きくなったり男の女性化が進んでいるのは間違いないです。
と、まとめじゃなくなりそうなので方向修正。
・食事(テストステロンを増やす様な
・姿勢(背骨:脳へ信号を送りやすいよう
・血行(臓器周辺の
の改善。これが理想的と思います。
まずは男女問わず
【世界で最も食べられている野菜:玉ねぎを食べよう】
ということをまとめとさせていただきます!
(玉ねぎだけではなく、アルギニン、亜鉛なども同時に摂取しないと効果が薄いと思われますのでその辺もバランスよく)
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【体内ホルモンコントロール】エストロゲン編1
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