Quantcast
Channel: 『ビビッときたら書くブログ』 by nippy
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1909

【タイ考察】微笑みの裏側

$
0
0

【タイ考察】微笑みの裏側

タイトルは適当に付けましたが(/ω\)
タイにおけるニューハーフ率の高さの裏にはどんな原因があるのか?という考察を現地調査を基にしてきました。

微笑みの国と呼ばれた(結構前からの国のキャッチフレーズらしい)国ではありますが、初めて訪問した約10年前に比べて、微笑み度が年々低下しているようにも感じました。その辺も絡めて書いて聞きます。

【原因として考えられるもの】

まずニューハーフが多いということは、女性ホルモンが多いと考えることが出来ます。

ホルモン注射により男性でも胸は大きくなり全身ふっくらと皮下脂肪が付き、女性らしい身体つきになると共に性格や声も女らしくなる。
女性が男性ホルモンを打てば髭が生え筋肉が付き性格も男らしくなるわけで、ほんのわずかなホルモン量が変わることで身体つきや性格に影響が出るのです。

という視点から、タイの食生活、環境などの文化においてエストロゲンもしくはエストロゲン様作用を持つ物質を多く摂取しているという状況があるはずだ!と考えて見てきました。

【結論】

早速結論から書くと2点。

1.ビスフェノールAの過剰摂取によるエストロゲン様作用
2.ココナッツオイルの使用に伴う5αリダクターゼによるジヒドロテストステロンへの変換抑制効果


この2点が有力じゃないかと感じました。
《ビスフェノールA》
ビスフェノールAについては数年前に環境ホルモン問題してメディアで大きく取り上げられていましたが、フランス辺りでは使用禁止になっているエストロゲン作用として機能してしまう環境ホルモン。※当然日本では禁止されていません。。

ビスフェノールAは主にプラスチックや缶詰の缶、発泡スチロールなどに使われており、高温(常温においても)で溶け出してしまいます。

タイの気温は30~40度。飲んではキャップを閉め、長時間かけてチビチビと飲んでいては必然的にビスフェノールが溶けだしてしまう高温環境。ホテルにもペットボトルのミネラルウォーターが常備され、露店などでは発泡スチロールの皿やビニール袋に入れての販売が炎天下の中行われている。

これはタイに限ったことではなく、日本、世界中でペットボトルや弁当の容器、スタバの容器、缶コーヒーの蓋の裏側など様々なところで使われるようになっています。※メタボリック症候群と言われ始めた頃と、その普及率は比例的かと思います。

ただタイにおいては高温であるという環境が他の箇所に比べて溶け出す量が多いと推測する事が出来ます。


さらにビスフェノールAについてはもう一点。

タイにはプラスチック工場や集積回路系の工場が多いということ。

ビスフェノールAが問題に上がったきっかけは、アメリカのプラスチック工場の工業廃水。
排水を川に流したところ、そこに生息していたワニが絶滅した。原因はビスフェノールAによる生体の女性化により、ほとんどの雄のワニが生殖不能になり、90パーセントが死滅してしまったということより繁殖できなくなったわけです。

当然工場からの排水は法的に管理されているものと思いますが、なんせタイですからその辺がしっかり行われているかどうかは微妙に感じます。

《ココナッツオイル》

身体に良い、美容に良いと近年ひそかに人気のココナッツオイルですが、これもまた性ホルモンバランスを崩す要因の一つになります。

5αリダクターゼというテストステロンをジヒドロテストステロンへ変換する酵素の機能を阻害する効果を持っています。ジヒドロテストステロンは禿げなどに関連する悪いイメージかもしれませんが、実はテストステロンのままではその受容体と結合が難しく、ジヒドロテストステロンに変わらないと男性ホルモン作用として認識されないのです。

ですので変換阻害効果によりジヒドロテストステロン作用が生じないということは、性格、性欲などにおいて男性的にならず、ED症状、勃起障害、射精不全といった作用を生んでしまいます。

これはよくボディービルダーなどが服用するサプリ(薬)であるプロペシアという同様の阻害効果を持つ薬の副作用としても挙げられます。テストステロンが増えれば筋肉量が増えるのですが、ジヒドロテストステロンへの変換阻害によってテストステロン値が高くなっている場合、性格的に女性化してしまう可能性はあると思います。

わかりやすくは、筋肉ムキムキのボディビルダーがゲイだった。ゲイとカミングアウトしたということが少なくないというところから考えると良いかもです。(日本で言うと楽しんごがムキムキということも同様のホルモンバランスかと思います)

フィリピン、アフリカなどでもココナッツオイルが使用されており、それらの地域のニューハーフ率が高いことから信憑性はそれなりに高いのではないかと思います。



================

上記2点を一応の結論としました。

が、もちろんタイにおける全ての人がそのような食生活ではないですし、キノコや様々な香辛料なども多く使われていますのでエストロゲンが増えないような食生活であるケースも多いと思います。地方の工場近く、冷蔵庫のないような貧困層、そしてコンビニやペットボトル、カップラーメンを多用する人々の層などがエストロゲンドミナンス状態となり、女性化、肥満化してしまっているのではないでしょうか。

タイにおけるニューハーフ出現率の歴史まで調べていないので、ビスフェノールA普及以前からニューハーフが多いのであればココナッツオイルの可能性は高く、ビスフェノールA、諸外国(日本含め)からの工場の進出がそれに拍車を掛けた可能性もあります。

また日本も同様ですが、お菓子やアイス、その他砂糖の普及によりタイからも微笑みが失われつつあるように感じています。街中では冷房の効いた環境が多く、体感的に気温差が激しくなります。店内と外気の差は20度近いと感じます。その体感的ストレスもまた糖化など血行不良、神経伝達阻害の原因となり、微笑を奪うことに繋がります(ここでは機序は深く書きません)。

フランスではビスフェノールAの使用を禁止し、カナダでは毒物に指定していますが、
日本ではまだ野放し状態です。


コンビニ弁当を食べすぎてメタボになってしまっている人は、エストロゲン作用により脂肪が付きやすい状態になっています。

性同一性障害者が近年日本でも増え始めているというニュースをタイムリーに先日見ました。
性格は遺伝でもなく、生まれつきでもなく、そういった環境ホルモンや食生活によって決まってくるものと思います。

赤ちゃんの哺乳瓶がプラスチック製であったら、ガラスに変える。プラスチック容器に入った弁当は、陶器に移し替えてレンジで温める(そもそも電子レンジは使わないことをお勧めしますが)。カップラーメンも移し替える(だったら食べない方が良いですが)。ペットボトルは冷えた状態下で移し替える。(生理不順の人ってペットボトル持ち歩いてるイメージ?エストロゲン過多になっていてプロゲステロン不足によって不順になってるのかもと今考えてました。)


何もせず、何も考えずに食していては、人類はやがて大多数が女性化してしまうのは目に見えています。男らしい男の減少も、コンビニの普及とともに増大していますし、女性の生理不順、早熟化なども問題となっています。

メタボリック症候群と名付けられた裏には、この環境ホルモンの蔓延化というのが最もたる原因であると言えます。

もはやこの国で普通に生きる上で、摂取を防ぎきることはほぼ不可能であると言えます。
農薬使用率世界一である日本においては、ビスフェノールA以外にもノニフェノールという物質が野菜の多くに付着、含まれていたりします。(同様にエストロゲン作用)

生理不順、PMS,不妊などを治したい、男らしくなりたい(身体も心も)などと思っている人は、まずはホルモンバランスを見直してみると良いと思います。

遺伝や生まれつきなどのせいにせず、現実をしっかり見つめ、自らの力、知識でコントロールできるようにすること。ネットで調べればわかる便利な時代です。もちろん嘘情報もあふれかえっていますが、見極める目も養うこと。

子供が女性化したらそれは無知である親の責任と言われる時代がそう遠くないところに来ていると思います。性に関わらず、放射能、その他の環境ホルモン、遺伝子組み換え食品、油、ワクチン、挙げればキリはないですが、それらの罠から子供を守れるのは親だけです。

こと日本で生きていく限りは、消費者である自分たちが変わらなければ何も変わりません。
安くて悪いものが売れない状況が続けば、良いものを安く売る(良いものは高くても買うのが現状ですが)時代に変わるのが常です。

無知は最大の罪。そう思います。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1909

Trending Articles